七福神めぐりのお知らせ

北のまほろば「北斗七星・夏の七福神めぐり」

坂上田村麻呂伝説を訪ねて

バスで周る「夏の七福神めぐり」をすることになりました。今回は青森市の大星神社から始まり、浪岡、尾上、弘前、西目屋、百沢と長距離となりますが、多数ご参加ください。ガイドは、陸奥史談会会長の工藤哲彦先生です。

【日時】 平成30年7月9日(月)

    午前8時(イオン樋の口店前)~午後5時半頃解散

【会費】 6,000円(昼食付)

 

【お申込み】 「月島もんじゃ」 0172-33-0607

※お申込みの締切は5月31日(木)です※

旅程

 8:00 マックスバリュ樋の口店前出発(車の駐車場)

 9:00 大星神社(青森市)

10:00 浪岡八幡宮

11:00 猿賀神社

11:30 布袋尊(金剛寺)

12:00 おのえ福家で昼食予定

 1:00 乳井神社(弘前市)

 1:30 毘沙門天(加福不動寺)

 2:00 寿老人(弘前市湯口覚鷹院)

 3:00 鹿島神社(西目屋・村市)

 3:30 岩木神社 大黒天(求聞寺)

 4:00 熊野奥照神社(弘前市田町)

 5:30 マックスバリュ樋の口店前(終了)

◇御朱印代は二百円です。各自でお願い致します

◇「賽印帳」は付きません

◇緊急用電話番号 090-9740-4299(澁谷)


「奥津軽七福神めぐり」 について

澁谷 洋子

私が「七福神めぐり」に興味を持つようになったのは、四年前の一月に冬の京都観光バスで回る「都七福神めぐり」コースに参加した時からになります。一か月間毎日運行していて、そのコースだけでは予約で満杯だということでした。私の隣の席は地元の人でした。一人では行けないような、高級料亭の昼食が食べられるのが、人気の秘密だということでした。彼女は「阿じろ」というその店の近くで育ったけど、一度も入ったことがなかったので「このコースに参加できてようやく願いが叶った」と言っていました。ガイドがいるからその場所に居ることができ、歴史や参加した人の話が聞けて、私にとってとても楽しい一日でした。

 

孵ってから、友人にその話をしたら「弘前にだって七福神があるじゃないの」と言われました。ネットで調べた所「奥津軽七福神めぐり」のことが分かりました。さっそく車で回ってみたら、京都より素晴らしいと思えるところもありました。使命を持って広めようと思い、友人知人を誘って何度も回りました。「陸奥史談会」会長の工藤哲彦先生のガイドで、昨年は「津軽十景・夏の七福神めぐり」と「十三湊・秋の七福神めぐり」を行いました。メバルお膳の昼食と、中泊町歴史博物館の見学が好評でした。

 

日本全国には、四百か所ほどの七福神めぐりがあるそうです。今までに何度かブームになった時があって、古くからあったものと、最近では昭和五十年代頃に作られたものがあるということでした。「奥津軽七福神めぐり」もその頃に作られたということでした。

 

今年の一月、東京に二十二センチの大雪が降った日の翌日に、千葉に住む友人と二人で「小江戸・川越七福神めぐり」をしました。津軽為信が津軽を統一して、弘前城を作る時に多大な影響を与えた天海僧正がいた「喜多院」の中に、大黒天が祀られてありました。天海僧正は徳川家康公に特別信頼されていて、天海僧正が取り持った縁で、家康公の養女となった「満天姫」が津軽家に嫁入りすることになったそうです。七福神めぐりをしながら、津軽のルーツは川越にあることを学んできました。

 

天海僧正は百八歳まで長生きをしました。長寿歌を詠んでいます。

「気はながく 勤めはかたく 色うすく 食はほそうして こころひろかれ」

七福神めぐりをするようになって、四年目になりますが、思いがけない出会いも会って、とても楽しいです。今年は七月に、坂上田村麻呂北の守りを固める「北斗七星・夏の七福神めぐり」を予定しています。店の中に七福神関連のグッズがかなり多くなってきました。「奥津軽七福神めぐり」を広めるために、これからも頑張ろうと思っています。